児島の越屋根プロジェクト。
既存母屋に対する増改築工事ですが、下屋の天井裏と二階天井裏に入り、既存母屋の柱梁に構造金物を取付け、構造の補強を行いました。
あらかじめ調べておいた壁倍率に従い、それぞれの柱脚柱頭に加わる引き抜き強さに対応した金物を選定しています。
地震時の揺れによって柱が抜けてしまうのを防ぐ目的です。
また昭和59年に建設されたこの住宅には断熱材が入っていないので、今回のリフォームにおいて屋根裏に断熱材を入れていきます。
断熱材を敷き込むことによって、天井面から浸入してくる夏の熱気を防ぐことが出来ます。
早速今年の夏で断熱材の効果を感じてもらえるのではと思います。