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唐松フローリング/国道沿いの平屋

丸菱建築計画事務所
丸菱建築計画事務所

国道沿いの平屋ですが、フローリング張りが進んでいます。

材は今回初採用の唐松の節有(ワンピース)です。

なかなか採用に至らなかった唐松フローリングですが、唐松は寒いエリアに育つ木なので見た目の表情は、ひんやりキリッと緊張感のある表情といいましょうか。杉よりは少し硬めの材質で、年月が経ち経年変化していくと、味わい深い表情になっていきます。

無垢のフローリング材は一般的にワンピースとユニという2パターンがあります。ワンピースとは今回採用した唐松フローリングの写真のように定尺(1.82m)がまるまる一本ものでできているものを指します。一方ユニとはユニットの意味で、5枚前後を継ぎ足してユニット状に組んで定尺(1.82m)にしているものを指します。

何が変わるかというと、材の継ぎ目が定尺毎に入るか、定尺の中に複数回入るかの違いがあり、見た目の印象に大きく影響を与えます。

丸菱ではできるだけワンピースの材を採用するようにしています。